またも50代の女性が被害者となってしまった事件です。お金を溜め込んでいると思われる世代は、どうしても詐欺のターゲットになりやすいです。
ブログの方でも何度も書いているように、結婚前に大金を出させるような話はこのような悔しい結果になってしまいます。詐欺のパターンは色々ですが、お金を出させるという展開は共通しています。だから詐欺なのです。
結婚を考えるような関係になるのですから当然相手のことを信用しきっています。そして詐欺師はその信用を利用してくるのです。最初からそれが狙いです。
恋愛感情に発展する中で相手を疑うことなどはなかなかできないと思いますが、途中で出てくるお金の話、儲け話だけには安易に乗らず客観的に接することが必要です。
このサイトで結婚詐欺ニュースをリスト化している目的は、様々な実例を学び、その共通する部分に敏感反応できるようになって欲しいと願うからです。
以下逮捕時の記事は、TBS NEWS DIGからの引用です。
「貯金をおろして預けてくれれば離婚後に返す」などとうそをつき、交際相手の50歳の女性から現金合わせて600万円をだまし取ったとして、警察は29日、本籍が五所川原市の38歳の男を逮捕しました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、本籍が五所川原市の住居不定・自称販売業の三浦一人容疑者(38)です。
三浦容疑者は2024年5月14日~6月3日頃までに、結婚を望んでいた交際相手の50歳の女性に対して「旦那と別れて俺と結婚しよう。離婚すると貯金の半分は旦那に持って行かれる。貯金をおろして預けてくれれば離婚後に返す」などうそをつき、3回にわたって現金合わせて600万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、三浦容疑者と被害にあった女性は2023年11月頃に出会い系サイトを通じて知り合い、その後、交際していたということです。
また、三浦容疑者は2024年6月17日に道路交通法違反(無免許)の疑いで逮捕されていました。
調べに対して三浦容疑者は容疑を否認していて、警察が動機や詳しいいきさつについて調べを進めています。
TBS NEWS DIG
ATB青森テレビ:「旦那と別れて俺と結婚しよう」“結婚詐欺”で現金600万円をだまし取ったか 自称販売業の男(38)を逮捕「貯金をおろして預けてくれれば…」