詐欺に遭ったり金銭トラブルに巻き込まれた際は、ネット検索で色々と情報を探す方が多いと思います
しかし現実は非常に厳しいもので、思わず目を惹く広告や掲載サイトには安易にコンタクトしない方が良い場合もあります。なぜなら、そういう中に詐欺被害者をカモにしようとする悪徳なサービスも潜んでいるからです。
詐欺に遭い、藁にもすがる思いで相談した先で親身に相談に乗ってもらったり、惜しみない協力をしてもらえば救われた気持ちになると思います。しかし実際には期待通りの結果が得られないだけでなく、多額の費用ばかり発生してしまうということも多く発生しているのです。
もし相談先のあてがない場合は、詐欺の二次被害に遭わないために次に紹介するような国や自治体が提供するサービスを利用することから始めるのが安心だと思います。
どこに相談したらいいかわからないとき
消費者ホットライン 3桁電話番号「188」 :消費者庁
「不当な高額請求」「強引な勧誘」「アダルトサイト登録・請求画面」「製品による身体への被害」「偽装・虚偽広告」など、契約や悪質商法におけるトラブル、製品・食品やサービスによる事故等について、どこに相談してよいか分からないときのための窓口です。
詳しくはこちら消費者庁のPDFを参照してください
▶︎消費者ホットラインの概要
国民生活センター 平日バックアップ相談
10時~12時、13時~16時(土日祝日、年末年始を除く)
「消費者ホットライン」が話中でつながらない場合、国民生活センターの「平日バックアップ相談」の電話番号がアナウンスされます。
▶︎国民生活センターにおける相談処理の流れ
金融犯罪に遭ったときは振込先銀行に連絡を
金融犯罪に遭った場合のご相談・連絡先 : 一般社団法人全国銀行協会
フィッシング詐欺、振り込め詐欺、オレオレ詐欺、還付金詐欺、ネットショッピング詐欺、金融商品詐欺 等の被害に遭ったときは、このリンク先にある該当振込先銀行へ連絡してください。
また同時に、警察にも被害届を出してください。
警察に相談する場合
警視庁総合相談センター 「9 + 110」
犯罪や事故に当たるのか分からないけれど、ストーカーやDV・悪質商法など警察に相談したいことがあるときには、警察相談専用電話「#9110」番をご利用ください。
※「事故に遭った」「犯人を目撃した」というときの緊急番号#110番と区別しましょう。
犯罪被害者ホットラインや、性犯罪被害相談電話(ハートさん)など各種相談ホットラインはこちらのリンクから参照してください。
▶︎警視庁 相談ホットラインのご案内
法の専門家に相談する場合
国が設立した法的トラブル解決の総合案内所 日本司法支援センター
法テラス
「振り込め詐欺被害」や、「無料のアダルトサイトページをクリックしたら高額な登録料を請求された」などでお困りなことの相談窓口はこちらです。
▶︎消費者被害
法律相談センターは、弁護士法に基づいて東京に設置されている三つの弁護士会(東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会)が運営する法律相談所です